金庫を正しく選び、正しくお使いいただくために…

金庫診断士は金庫のエキスパート者の認定資格です。
金庫診断士は、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会が認定する資格で、 平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災での大火災による金庫の被害状況の現実や同年7月からのPL法施行に伴いスタートしました。 正しい金庫の知識や使い方をお客様に知っていただき、業界の共通な知識レベルを持った診断士としての資格を取得するものです。
本制度は、金庫についての正当な診断評価を行い、金庫業界として正しい知識を広く普及する事より、お客様への責任を果たすことを目的とします。
わが国において、金庫は100年以上の歴史があります。 昔から金庫は個人や企業の貴重な財産を保管し、盗難や火災などから大切な保管物を守ってきましたが、一度購入すれば一生使えるという誤解が存在しているのも事実です。 この資格制度の導入により業界としての見解が示されることとなり、統一的な金庫に対するアドバイスが可能になりました。具体的には耐火・防盗金庫の正しい選び方の普及を図り、収納物(書類・現金・宝石・絵画・フロッピーディスクなど)の種類により、用途別の使用法を明確にアドバイスし、使用中の耐火・防盗金庫についても正しい診断を行い適切なアドバイスや提案をいたします。

この金庫診断士制度の導入により、目的に合った金庫を導入し正しく使用することにより、より一層、万が一のための備えが有効に機能し、安心を得る事ができるサービスを提供出来る制度です。